一日に必要な水の量

お水は人の体に必要不可欠なものです。人の体の約60%は水分でできていて、水分を摂取しなかったら1週間としないうちに死んでしまいます。これは驚く方が多いようですが、生命維持という観点から見ると食料の摂取よりも水分の摂取のほうが大事なんです。食べ物を食べなくても水分を摂取できていれば1ヶ月前後は生きることができますが、水分の摂取ができなければ前述の通り、1週間としないうちに命が消えてしまいます。のでこのことからもいかに水分が大事か、その理由がよくわかりますよね。

ではそこで、そんなに大事な水分、一日にどのくらいの量を摂取すべきなのでしょうか。普段当たり前に喉が渇いたらお水やお茶を飲んでいる私たちは、一日に自分がどのくらいの量水分摂取をしているかなんてはっきりとわからないでしょうし、摂取する水分の量はそんなに大事なものなのかという疑問もあるでしょう。

ですが、摂取すべき水分の量を知ることって案外大事なんです。生体維持に必要なだけの量水分補給ができていれば命をつなぐことはできますが、最低限度の量しか摂取していないのとしっかり体にいきわたるくらいの充分な量を摂取しているのでは、後者のほうが体のためにはいいんです。

そこで人が一日に摂取すべき水分の量ですが、体重により変動はありますが大体1リットル~1.5リットルです。これは食事に含まれる水分量は省いていますので、純粋に水分として摂取する量のことです。

ちなみにもう少し詳しく自分にあった量を知りたい方は、成人の場合は体重1キロあたり50mlとして計算してみてください。導き出された数値は食事や代謝により生成される水分量も含んでいますので、出た数値から1リットル引き、引いた後の数値が純粋に水分として摂取すべき量になります。

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