血糖値を下げる方法

糖尿病は血糖値が高くなりすぎて、ブドウ糖を体内に取り入れることができなくなる病気です。そして、疲労が蓄積しやすくなり、のどが渇くなどといった症状が出るのが特徴で、糖尿病の血糖値を下げる必要が生じてきます。

糖尿病患者はもちろん、予備軍の人にとっても糖尿病の血糖値を下げる努力が求められます。自分は健康だから大丈夫だと思っている人にとっても、将来、糖尿病にならないように血糖値をコントロールする知識を身につけて、食生活などを見直すことは大切なことです。

糖尿病の血糖値を下げるには、血糖値を上げやすい食べ物が何であるかを知っておき、それらを控えるようにすることです。血糖値を上げやすいものとして炭水化物が挙げられます。白米、小麦粉を使った麺類などが該当します。もちろん、炭水化物はエネルギー源ですから毎日一定の量を摂取することは必要ですが、食べ過ぎないように量に気を付ける必要があります。

また、脂質は血糖値を上げる働きはありませんが、下げにくくするので、脂っこくて炭水化物を含む食べ物は悪い組み合わせだといえます。脂っぽい丼物やラーメンなどは控えるのが無難です。

お酒を飲むと血糖値は下がりますが、食欲が増しますから注意が必要です。飲酒量が増すとそれにともなって食欲の制御がにぶってしまうため、おつまみなど食べる量も増えがちです。結果的に食べ過ぎになり、血糖値を挙げることになってしまうので、お酒を飲むときは、食べ過ぎてしまわないように飲酒量をコントロールすることがポイントです。