お手入れは必要?

ウォーターサーバーは電気式の機械です。なので電気代もかかりますが自分の使いやすいように冷水・温水を常備できるようになっています。

ですがこの機能や取り扱うのが『ミネラルウォーター』という食品であるという性質上、サーバーは定期的にお手入れをしなければなりません。あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、お水は生き物です。新鮮なものであればあるほど美味しく、古くなれば当たり前ですが味は落ちますし、賞味期限もあります。

そして食品であるミネラルウォーターを衛生的に利用するために、給水を行う機械であるサーバーはきちんとお手入れをして清潔なまま維持させないといけないのです。

ここで一つ注釈ですが、よくお手入れというとウォーターサーバー業者が行うメンテナンスを想像される方もいらっしゃるようなのですが、お手入れとメンテナンスは違います。お手入れとはサーバーを使う延長上に行うもので、機械の内部の調子を見たりするメンテナンスとは違います。

わかりやすく言うと、お手入れは利用者である私たちが利用の延長上に行うもので、メンテナンスとは業者が行うものが多く、決まった期間を置いて行うもの、という事です。

ではそこでお手入れについての話に戻りますが、お手入れをしなければならないところは大きく分けて3箇所あります。まず給水口、つまり冷水や温水が出る蛇口ですね。そしてボトルの差し込み口とサーバーの背面にある排気・吸気口です。

給水口は水道の蛇口と同じように考えればいいです。水滴などがついたままだと水垢が発生してしまう可能性がありますので、一日の終わりなど決まったお手入れ習慣をつけましょう。そしてボトルの差し込み口。ここには多少漏れたミネラルウォーターが残っていたりします。栄養成分の沢山含まれるミネラルウォーターは、漏れたのをそのままにしていると雑菌の温床になってしまいますので、ボトル交換のたびに軽く拭くようにしましょう。

最後に背面の排気・吸気口。ここは1週間に一度くらいで大丈夫なようです。掃除機で軽く埃を吸い取り、固く絞った雑巾などで軽く拭いておきましょう。

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