ミネラルウォーター
ウォーターサーバーに限らずミネラルウォーターという言葉はよく聞くと思いますが、どのような水のことをミネラルウォーターというかを少しお話ししていきます。
まず農林水産省が定めている品質表示ガイドラインというものからいえば、原水の成分に無機塩添加して調整を行っていたり、源水の混合の有無などによって「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」という種類に分類しています。また原水が地下水でないものは「ボトルドウォーター」と呼ばれます。日本国内の生産量では山梨県、静岡県、鳥取県が主力です。
地下水や鉱泉水をボトルに詰めた飲料水を「ミネラルウォーター」と呼んでいます。呼称のイメージ的にはミネラルの量からその名前がついているような気がしますがそうではなく、また必ずしも自然のままの水ということでもありません。飲料をボトルに詰めていれば「ミネラルウォーター」と呼ぶ人も多いようです。
殺菌処理の面からいうと無殺菌のものもそうでないものが存在しています。ヨーロッパから輸入されているミネラルウォーターには無殺菌のものが多い傾向にあります。それに比べて日本の水は殺菌されているものが多く、概念的に自然のままの水という感覚に近しい水は日本の水ではなくヨーロッパ産のミネラルウォーターであるといえるようです。
またこれとは別に、カルシウムやイオンなどのミネラル分の含有量によって区分されるのは硬水・軟水というものになります。
