糖尿病の血糖値を下げる

「壊疽で足切断」「糖尿病網膜剥離」「糖尿病神経障害」などなど、怖いのが糖尿病です。糖尿病に罹ったら血糖値との戦いで、血糖値の数値で一喜一憂の生活を余儀なくされます。これほど血糖値と糖尿病は密接な関係がありながら、一般の健康診断の血糖値の数値だけでは糖尿病はわかりません。私も足に糖尿病からくる神経障害が出るまで、自分の糖尿病を知らずに何年も過ごしてきました。そして、あろうことか「私は健康そのもの~♪」と自負して、人にも自慢してきました。健康しか、人に自慢するものがないので・・・^^)
ところが、足に神経障害がでました。それは足の裏に何か張り付いたような違和感で、これは何だと、ネットで検索をしまくりました。そうした次々と糖尿病による神経障害の出方がわかり、何と、その幾つも自分に当てはまっていた唖然としました。なにこれ?と思いながら放っておいたものは「1、足の裏の違和感」「2、味覚の異常:いつもの袋入りの抹茶ラテの甘みが感じられなくなっていた。」「3、動悸:買い物から帰って、どうしてこんなに疲れるのだろうと感じることが時々。」「4、下腹がぷっくり膨らんでいた:なにこれ?風船みたいと自分笑っていた。」「5、老眼が急に進んでいた:年だから仕方がないと気にしなかった。」と、次々に出てきて、自分が糖尿病に罹っていることを認めざるをえませんでした。
息子夫婦にこのことを離したら、薬剤師の嫁は「そこまで行くには、糖尿病になってから相当の年数が起っていたはず」というのですが、毎年の健康診断では血糖値の数値はいつも正常で、高めと言われたことさえありませんでした。なので、一般の健康診断では発見されないことが多いことを、自分の体験からはっきり申し上げます!
それからの私の糖尿病との戦いですが、昔から病院嫌い、そして、「病気になりたくなかったら病院へ行くな」という本の信者だった私は、病院に行かず徹底的に、食事、充分な睡眠と休養、規則正しい生活、適度な運動を行って、以前よりもはるかに体調の良くなった生活を送っています。上記のことももちろん効果があったのですが、一番効果があったのは「絶対自分で治す!」の強い決心だと思っています。
医療や薬だけではその人の病気は治せません。その人の生きたいとか、治したいという強い思いが無ければ医師の力には限界があると言われますが、それは本当だと思います。糖尿病とわかったのに病院へ行かないのは息子たちにも怒られましたし、私は病院が嫌いなので行きませんでしたが、賢く病院を利用するのはお勧めです。しかし「糖尿病の血糖値を下げる」治療や指導は受けても、それを実践して治すのは自分次第と心得て取り組むことをお勧めします。糖尿病は完治しません。しかし、血糖値を上手にコントロールすることで、自分の体をいたわらずむちゃくちゃする人よりも、はるかに体調の良い生活ができるのです。

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