ウォーターサーバーのデメリット

一つ前の項ではウォーターサーバーのメリットについてお話しましたが、今回は逆でウォーターサーバーのデメリットについてお話していこうと思います。

何事も決めるときにはメリット・デメリットを調べ比較して最終的な決断を下さなければならないので、ウォーターサーバーを使用するかどうかも決める前に必ずメリット・デメリットを知り比較して決めるようにして下さいね。

では早速第一のデメリット、サーバーはこまめにお手入れをしなければならない、という点です。これは契約内容で『お手入れをしなければならない!』と決まっているとか、お手入れをしないと違約金を取られるという訳ではないのですが、衛生的な使い方をするためにはこまめなお手入れが必要なのです。

次のデメリット、設置場所が必要になるという点です。ウォーターサーバーには色々なものがありますが、大型なものだと設置場所を作るのに苦労するという声も多くはないですがありますし、置くとよくわかるようですが圧迫感も結構あり、部屋の景観を損ねてしまう場合もあります。それに冷水・温水を常に使えるようにするにはコンセントの近くに設置をしなければならないので、家具の配置をかえてわざわざウォーターサーバー用の場所を作らなければならなくなる場合もあるようですね。

最後のデメリット、家族が少ない家庭の場合は水を使い切れないことがある、という点です。ミネラルウォーターには当たり前ですが賞味期限があります。ですがウォーターサーバー会社が提供している多くのミネラルウォーターは一本が12リットルや7~8リットル、少なくても5リットルくらいと結構な量のものばかりです。それにミネラルウォーターの配送料を無料にするには月に2本以上、といった注文本数の規定をクリアしなければならないケースも多く、沢山お水を使う家庭ならいいのですが家族の人数が少なかったり家に居る時間が少なかったりと、あまりお水を使わない家庭の場合はミネラルウォーターを使いきれなくなることもあります。

昨今そのメリットと露出の多さから、家庭にも急速に普及しているウォーターサーバーですが、もちろんメリットだけではなくデメリットというもの潜在します。

まずは、ウォーターサーバーは冷水・温水の温度を維持するために電源を取りますが、この電気代というのが思っているよりも高いことが多いということです。最近ではエコモードというものがあるウォーターサーバーも中にはあるようですが、結局24時間稼働しているわけですからそれ相応の電気代がかかるということです。
このデメリットについては、メリットにもあげた電気ポットやガスを使わなくてもお湯をすぐ使えるということの代替になりますので、電気代は相殺してどのぐらいかかるかという判断ができますが、導入直後は以外と忘れられやすいものです。

他にはウォーターサーバーを導入するとなると、それなりの設置のスペースが必要になるということです。ウォーターサーバーの実際のサイズもそうですが、周りのものとの間隔についても指定がある場合がありますので、想定しているよりも場所を取る場合があります。

またいつでも冷水・温水が使えるという利便性はついつい使いすぎてしまうという場合もあります。水道水をつかって料理していたものをウォーターサーバーを使うようになったりお茶やふつうに水を飲む頻度が増えたりする場合もあります。まだ通常の生活のなかで使っていた水をウォーターサーバーの水で代用するのであれば、そもそも水道水をつかっていたのですからいいかもしれませんが、ついつい水を飲む頻度が増えすぎるというのは健康にはよくても、コスト的にはデメリットになる可能性があります。

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